0020/01/02

あけましておめでとうございます。

ご無沙汰してしまいました。

あけましておめでとうございます!
2008年、日本ケニア学生会議はケニアでの本会議を夏に開催予定です!
テーマなど詳細は現在メンバーで楽しく議論しています。
史上最高の本会議になる予定ですので、ご期待下さい!

さて、そのケニアですが現在心配な状況になっています。

12月26日に総選挙がありました。
当時大統領であったキバキ氏と
挑戦者のライラ氏の一騎打ちの形相を呈していました。

キバキ氏はキクユ族、ライラ氏はルオ族です。
この二つの民族はケニア最大の民族の2つで、
古くから対立関係にありました。
今回の選挙でははじめてルオ族から大統領が出るかもしれない、
ということで注目を集めていました。

28日に決着が着く予定でしたが、正式な結果が発表されたのは31日。
キバキ氏の勝利を告げるものでした。

なお、選挙結果に関してはEUが調査を求める声明を出すなど、
透明性が確保されているとは言い難い状況です。

この直後からライラ氏を支持する層が暴動を起こし、ケニア各地に争いが広がりました。

現在も暴動は各地で続いており、
報道によっては250人以上が死亡しているとのことです。
アフリカの中にあって民主主義の国として(問題も多く抱えていますが)
一定の評価をうけていたこの国での、この事態に
多くのメディアは衝撃を受けているようです。

その他詳しい情報はhttp://www.kenyaelections.com/が
英語ではありますがよくまとめてくれています。

一刻も早くケニアの情勢が良い形で沈静化することを願っています。

何か、日本ケニア学生会議として、一個人として、できることはないか
探していきたいと思っています。

文責:田畑直